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2024.02.21

【家は地盤にこだわろう】最適地盤で建てる家

埼玉県で高気密高断熱の注文住宅を建てる!!

「超」高性能 × 自然素材 の家づくり

HEAT20 G2レベル BELS 取得

ひのきで建てる家

withHOME Saitama 株式会社

「知って選ぼう!理想の注文住宅」建築営業の原田です。

このブログはこれから埼玉県で注文住宅を

建てたいと考えている方に

 

家づくりを失敗しないための知識を紹介

 するためのブログです。

 このブログが目に留まり、お会いできる日を想像しながら

 更新をしていきます!

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さて、本日は

「地盤」の話です。

地盤とは

地盤は家を支える大切なもの。

安心して暮らすためには、土地の地盤の強さを知り、それに合わせた対処をする必要があります。

でも、地盤の情報ってどうやって調べればいいのでしょう?

地盤について知っておくべきポイントをまとめました。

 

 

そもそも地盤とは

地面や土地、敷地、宅地、地盤など、さまざまな呼び方がされる陸地の表面部分。

その地面を、どう利用するのか、どう見るのかなどによって呼び方が変わってきます。

この記事のテーマである「地盤」は、住宅など建物の基礎からの荷重が地面に伝わる地中部分のことを指しています。

地盤は住宅の基礎を支える大切な部分。

地層の種類や年代、成り立ちによって、地盤の硬さが違ってきます。

また建物の荷重に対して必要とされる地盤の強さは違ってきます。

家を建てるときには、安全性を高めるために地盤を補強する「地盤補強(地盤改良)」を行うことがあります。

地盤の条件や建てる建物の規模などによりますが、硬くて安全性の高い地盤だと、この補強が不要になり、コストを抑えることにつながります。

軟らかい地盤の場合、何も対処をせずに家を建てると基礎の沈下によって住宅が傾くなどのトラブルが起きます。

ただし、適切な地盤補強工事を行うことで、沈下を防ぐことが可能です。

つまり、家を建てるなら、住宅の基礎をしっかり支える安定した硬い地盤に、もし軟らかい地盤であっても適切な地盤補強工事を行うことができます。

硬い地盤・軟らかい地盤

地形は、丘陵地や台地と呼ばれる標高の高いところと、川の周辺に広がる平野部の2つに大きく分けられます。

 

標高の高い地盤

「丘陵地など標高の高いところには洪積層というものがあります。これは硬く、良好な地盤ですが、斜面が多い地形のため、場合によっては造成をして土地を平坦化して家を建てる必要があります」

 

平野部の地盤

「一方、洪積層よりも新しい沖積層が広がる平野部、さらに平野部でも低い湿地などを埋め立てたり、盛土※1をしたりした人工地盤は、いつ埋め立てや盛土をしたのかにもよりますが、一般的に軟弱地盤が多くなります」

1盛土(もりど):低い土地や谷間、山の斜面に土を盛って平坦な地面をつくること

 

谷底や平野から一段高い段丘や台地を構成しているのが洪積層。河川沿いや沿岸の低地の平野を構成するのが沖積層

 

平野部でも強い地盤、丘陵地でも弱い地盤

洪積層によって成り立っている丘陵地や台地はすべて良好な地盤で、沖積層や人工地盤が広がる平野部はすべて弱い地盤なのかというと、そういうわけでもありません。

丘陵地でも家が傾く不同沈下が起きたり、川のそばの地盤がしっかりしていたりということも。

「丘陵地や台地でも窪んだ谷地になっているところに盛土をしていれば軟弱地盤となります。

特に切土※2をしたところと盛土をしたところの境目に建てた家は要注意。不同沈下の可能性があります。

一方、平野部でも地盤の強いところはあります。昔、川が氾濫し、あふれた砂が堆積してできた場所は自然堤防と呼ばれる強い地盤です。

こういう場所は、昔からの市街地になっているケースが多く、土地が売り出されたときに高い価格で売り出されることも多いですね」

2 切土(きりど):斜面を切り取って平坦な地面をつくること

左はもともとある地盤のうえに土を盛った盛土。土や家の重みで土中の空気や水分が抜けて、家が傾くことがあります。

右は斜面を削った切土と高低差をならすための盛土。地盤の強さに違いがあるため、地盤の弱いほうへ家が傾くことがあります

ハザードマップの活用

2000年の建築基準法改正で、住宅は原則として地盤調査の結果に基づいた設計をしなければならなくなりました。

土地を買って注文住宅を建てるなら、まず地盤調査を行うことになります。

でも、地盤補強のコストを抑えるためにも、できるだけ安定した地盤の土地を買いたいと考えるなら、土地探しの段階で、住みたいエリアの土地情報、地盤情報を知っておくことが大切です。

必ず確認したいのはハザードマップです。

ハザードマップとは、その地域にどのような災害リスクがあるかを示したもの。洪水や津波、高潮、土砂災害、地震、火山の噴火などの災害が対象。どのような状況で、どのような被害が想定されるのか、地図上に色分けなどでわかりやすく表示されています。

多くの自治体がハザードマップを作成しており、WEBで閲覧、ダウンロードできたり、パンフレットとして配布をしたりしています。

国土交通省「ハザードマップポータルサイト」でも、住所を検索することで災害別の情報を確認することができるほか、各自治体が公開しているハザードマップへアクセスするリンクも掲載されています。

地盤情報を知る前に、まずはそのエリアの地震や浸水のリスクを把握しておきましょう。

古い航空写真での確認

地盤サポートマップの「航空写真」から見ることができる古い写真や、国土地理院のホームページなどで公開されている古い地図から、その土地が過去にどのような使われ方をしていたかを調べることもできます。

 

航空写真を見ることで直感的にわかることが多くあります。例えば丘陵地の宅地で見ていただきたいのは、そこに谷があったかどうか。

売り出されている土地が、過去の航空写真で黒っぽい影になっていたら、そこは窪んでいるところに盛土をして平坦にした可能性があります。

また、古い航空写真や地図から川が流れていたような跡を発見することも。

現在の地図に川が描かれていなければ、そこに土を入れて盛土をしているということがわかります。

地形図での確認

地形図とは地形を詳細に示した地図。

標高や起伏、河川や道路、建物や土地利用などの詳細がわかります。

家を建てるならぜひチェックしていただきたいのが古い地形図です。

現在は宅地だけれど古い地形図で水田になっているところは、だいたい盛土をしているのでもとは軟らかい地盤です。

畑だった場合は、硬く締まる砂がちな土壌の場合が多いので心配は少ないのですが、水田だった場合は水分を多く含む軟弱な地盤である可能性があるため適切な地盤補強が必要です。

乾田は水を入れない冬場は乾いた地盤であるのに対し、水田・沼田は水を入れなくても湿っている地盤を表しており、水田・沼田の方がより軟弱地盤であることが多いといえます

地盤の状態を知ったうえで適切な対処を行いましょう

土地探しでは、ハザードマップのチェック、最近、盛土をした土地や腐植土などの特殊地盤ではないかを確認しましょう。

購入後は、地盤調査をして適切な対策が必要。盛土などの軟弱地盤の場合、地盤対策に100万~500万円程度かかることもあります。

安さを理由に購入した土地で、対策費が思った以上にかかることも。土地代と地盤対策費はセットで考えるといいでしょう。

 

本日は地盤の話を書きました。

地盤が気になる方は

ぜひ、弊社までお声がけ下さい。

今後のブログを通じて、さらに内容を深堀して、

様々な、住宅にかかわることをご紹介していきたいと

思います。

家づくりはお施主様の希望によって正解は様々です。

その唯一無二の答えを導き出したいと思います。

ご質問やご相談がございましたら、下記までお気軽に

ご連絡ください。

harada@withdom-group.jp

スタジオでお会い出来ますことを楽しみにしております。

安全で快適に長くお住まいを一緒につくるために、

withHOME Saitamaは今後もサポートし続けます。

それが私たちwithHOME Saitamaの家づくりです。

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