はじめに
この度の令和6年能登半島地震により、犠牲になられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
また、被災地域におきまして救済と復興支援等の活動にご尽力されている方々に、深く敬意を表します。
皆様の安全確保と被災された皆様の生活が一日も早く平穏に復することをお祈り申し上げます。
「構造塾」佐藤先生の紹介
㈱M’s構造設計 代表/構造塾 塾長
「日本中の木造住宅を地震で倒壊させない!」の理念の元、木造住宅の耐震性能の重要性や強度に関する情報を発信。
▼略歴
・東京大学大学院修了
・株式会社M’s構造設計設立
・「構造塾」を設立
能古半島地震被害の現地調査から見えたもの
佐藤先生が輪島市内の被害状況を実際に視察した内容を元に、 現地で撮影した画像と共に耐震性能の重要性やこれからの家づくりの在り方を考えさせられる内容でした。
弊社の標準である耐震等級3+制振装置の重要性を改めて感じる一日となりました。
耐震等級とは
”耐震等級”という言葉を耳にしたことはあるでしょうか?
耐震等級とは、建築物の地震に対する耐久力を示す指標です。日本では、建築基準法に基づき建物の耐震性を3つの等級に分類しています。これらの等級は建物が大きな地震に耐えうる能力を数値化したもので、具体的には以下のように定義されています。
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耐震性能の重要性
地震で倒壊した家は道路を塞ぎ、隣家を破壊します。
避難訓練で通ったルートだと道があるが建物の倒壊によって道が塞がれて避難経路が確保できず、新たな避難経路を探している途中で津波に巻き込まれてしまうというケースも少なくありません。
建物が倒壊するというのは自分たちだけの問題ではないのです。
新居を耐震等級3にしたとしても住み始めはその良さを体感できないものです。ただ、いざ大地震が起こった際に耐震性能を上げて良かったと思うことでしょう。
長年、大震災が起こるたび耐震性能の重要性は議論されてきましたが耐震性に関する意識はまだまだ十分ではなく、どこか他人事です。
地震による被害は「天災ではなく人災」だと私たちは考えます。私たちが建てた家でオーナー様を守る。
withHOMEが耐震性能にこだわる理由はココにあります。
さいごに
耐震性能の向上は個人の安全はもちろん、社会全体の安全を守るうえでも必要不可欠です。
過去の災害から学び未来の災害への備えを強化することが私たちに課せられた責任でもあると思います。
これからも日々情報をアップデートしていき、「超」高性能な住宅を一邸一邸丁寧に造っていきます。