福津市① M様邸 基礎完了
2019.09.21
こんにちは!福岡の工務店ウィズホームです。
本日は福津市M様邸の基礎工事完了を紹介させて頂きます。
部屋の区画に合わせて基礎部分が立ち上がっています。
一定の間隔で金属の棒が立ち上がっていると思いますが、こちらが「アンカーボルト」と「ホールダウン」と言われる金物です。
どちらも重要な金物になりますが、役割が若干異なります。
アンカーボルトは、基礎と土台を結びつける為に用いられる金物です。
ホールダウンは、基礎と柱を結びつける金物です。
どちらも基礎とその上に造られる木材部分とが離れない様にする為の金物になります。
基礎に若干の水たまりができています。
気になられる方もいらっしゃるかもしれませんが、自然と水穴から抜けていきます。
ただし、夏場だとコンクリート表面に水がある事でメリットがあります。
それは基礎が急激に乾燥する事での強度不足やひび割れをおこしにくいという点です。
コンクリートは水と化学反応をおこして徐々に強度を上げていきます。
ですので、夏場の温度上昇で急激な水分の蒸発がおこると、化学反応の途中で水分が無くなってしまい強度不足となります。
ひび割れも同じ原因で発生します。
夏場に基礎現場等でコンクリートに水を撒いているところをみかけますが、上記の様な理由でコンクリートを養生(ようじょう)しているのです。
無事にコンクリートの流し込みが完了し、強度が出るまでの養生期間をおいて、次はいよいよ棟上げとなります。
お家造りの中でも代表的な大きなイベントとなります!
とても楽しみです!